メンズカットで失敗しない美容院での頼み方のコツとは?

メンズカットで失敗しない美容院での頼み方のコツとは?

メンズの方が美容院でヘアカットをしてもらう際に、イメージと違う完成形になってしまった経験はないでしょうか。こだわりのある方ですと、とくに理想どおりに仕上がらなかった際のダメージは大きいでしょう。

そこで今回は、メンズカットをする際に失敗しない、美容院での頼み方のコツについてご紹介いたします。

イメージを明確にする

カットで失敗しないためには、まずどのようなヘアスタイルにしたいのか、明確なイメージをもつことが大切です。曖昧なままでは、美容師の方もどうしたらいいのかわからず、困ってしまうでしょう。

それでも美容師の方のセンスにおまかせでよければいいのですが、思っていた感じと違ったという失敗をしたくないのであれば、どのようにしたいのかをハッキリとさせる必要があります。

過去にした髪型の中で、納得がいく状態になったタイミングがあれば、その状態を画像などで残しておくといいでしょう。毎回同じ美容院でカットをしてもらっているのであれば、「前回と同じカットで」という頼み方ができます。

また、いつも同じ美容師の方が担当してくれているということであれば、前回のカットをベースに、もう少しトップ部分を短くなどといった注文をすることができるので、徐々にでも理想に近づけることが可能となります。

しかし、普段と異なる美容院となると、それは通用しません。プロの美容師に伝わるように説明ができればいいのですが、それは難しいでしょう。そのため、どのような完成形を理想としているのかを明確にしておくことで、最低限理想どおりのヘアスタイルにするための準備が整うことになります。

頼む際に画像などを見せる

明確なイメージが頭の中で出来上がっていたとしても、それを美容師に伝えることができなければ、理想どおりにカットしてもらうことは難しいものです。そこで、もしも芸能人などで理想とするヘアスタイルが見つかった際には、それを画像などで残しておくといいでしょう。

画像であれば、プロは見るだけでおおよそのことがわかりますし、なによりわかりやすいものです。依頼する側としても、画像を見せるだけで伝わるというのは、簡単かつ安心できるのではないでしょうか。

できることであれば正面、バック、サイドの3パターンの画像があるといいでしょう。正面だけですと、バックや襟足、サイドがどのような状態になっているのかわかりにくいため、全体的なバランスなどが理想と少しズレてしまうことになりかねません。

画像でなくても、雑誌などの切り抜きでも十分伝わりますので、依頼する可能性がありそうな素敵なヘアスタイルを見つけた際には、残しておくようにしましょう。それだけでも、理想どおりのヘアスタイルになる可能性が格段に上がります。

また、依頼する前に見せるのも効果的です。いざカットをするとなったタイミングで見せた場合に、ご自身の髪質や長さでは、そのヘアスタイルにできないという可能性があります。

美容室までわざわざ足を運んだタイミングで、できないと言われても困ってしまいます。それであれば、できる状態になるまで伸ばしておこうと考えるでしょうから、はじめてのヘアスタイルであれば、なおさら事前確認をしておくといいでしょう。

嫌な部分をしっかりと伝える

完成形のイメージを画像や切り抜きで見せた場合でも、そのとおりにならないことがあります。それにはさまざまな理由が考えられますが、そのひとつに、嫌な部分を伝えきれていないという点が挙げられます。画像などの見たままのヘアスタイルが希望であったとしても、もみあげや小さいニュアンスなど、こだわっているポイントについては、しっかりと「こういう感じにはしてほしくない」と伝えることが大切です。

過去に失敗したヘアスタイルなどを伝えることで、少なくともその部分に関しては気をつけてくれるはずです。「前髪がこういう感じになりやすいので、そうはならないようにしてほしい」という具体的な注文でも、美容師の方からしたら、事前に言ってもらえるだけありがたいはずですので、遠慮なく伝えるようにしましょう。

あまり細かい注文をしてしまうのは、美容師の方からすると迷惑なのではと考えてしまう方もいるかも知れません。しかし、そんなことはありません。どちらかというと、あまり注文せずにカットをした結果、仕上がりに満足できなくて後悔されることのほうが、美容師の方からするとショックです。後悔しないように、しっかりと伝えるべきです。

依頼する際の注意点

カットの際に理想のイメージを伝える際の注意点ですが、服装に関しても気をつけなければなりません。理想のヘアスタイルになることをイメージして、それに合った服装で美容室へいくようにするといいでしょう。そうすることで美容師の方は、服装の感じも含めて、ヘアスタイルの理想イメージを感じ取ってくれます。

髪の毛をカットするだけだと思って、あまりこだわりのないラフな恰好で行ってしまうと、美容師の方はそれが普段の服装であると勘違いしてしまう恐れがあります。これまでとくに予定がなければ、美容室にラフな服装で行ってしまっていたという方は、次回から気をつけるようにすることで、その違いを肌で感じることができるのではないでしょうか。

また、カット後のスタイリング方法もしっかりと聞いておくようにしましょう。理想どおりのヘアスタイルに仕上がった場合には、とくに欠かすことができません。今後はご自宅で、ご自身でスタイリングをすることになるわけですから、どのようなタイプのスタイリング剤を使って、どのような手順で整えればいいのかわかれば、毎日再現が可能となります。

まとめ

理想どおりに仕上げてもらうためのコツは、どれも簡単です。明確な理想イメージをもち、それをいかに正確に美容師の方に伝えるかということです。そこに対して、どれだけコミュニケーションを取れるかがポイントとなりますので、ぜひ参考にしてみてください。

「Hair and Spa Lore」では、最新スタイルのスキルをもったスタイリストが在籍しています。カットにお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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